デジタルアートミュージアム「MIRACLE WORLD(ミラクルワールド)」が12月5日、なんばオリエンタルホテル(大阪市中央区千日前2)地下1階にオープンした。
運営は遊技業「マルハン」の子会社で「MIRACLE WORLD」(浪速区湊町1)。外国人観光客や流行に敏感な20~30代前半の男女をメインターゲットに据え、プロジェクション、立体音響、触れるインタラクションなどを組み合わせた没入体験を提供する。施設面積は約816坪。8つのエリアで構成する。
所要時間は約1時間。床が鏡面で壁と天井がLEDビジョンの「DIAMOND」エリアでは、さまざまな模様のダイヤモンドに包まれる体験を提供する。「NATURE」エリアでは、床にプロジェクターで泳ぐコイや紅葉を投影し、空間を歩くとコイが後を追ってくるインタラクティブ体験を用意。フローラルの香りを立たせる「SAKURA」エリアでは、プロジェクションマッピングで壁面と床面を桜で彩る。「UNIVERSE」エリアでは、タブレットを操作し「宇宙人」とのコミュニケーションを疑似体験してもらうほか宇宙空間を旅するショータイムを用意する。
同社マネジャーの玉津郷子さんは「屋内・常設型のデジタルアートミュージアムとしては大阪府内で初となる。大阪観光の新たな目的地として認知してもらえれば。夜遅くまで営業しているので夜の楽しみ方としても提案できれば」と話す。
営業時間は9時~23時(金曜・土曜・祝前日は24時まで)。入場料は2,800円~。