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南海沿線の情報誌「Natts」が特別号 なんば周辺の50年以上続く喫茶店を特集

(左から)「Natts」編集チームの角谷さん、山本さん

(左から)「Natts」編集チームの角谷さん、山本さん

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 南海沿線の情報誌「Natts(ナッツ)」が現在、12月特別号を配布している。

黄色い表紙が目を引く「Natts」特別号

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 「Natts」は2000(平成12)年11月に南海電鉄(大阪市浪速区)が創刊したフリーペーパー。タブロイド版約10ページ構成で月刊発行している。南海沿線の最新スポットやグルメ情報などを掲載。南海電鉄の主要駅やなんば高速バスターミナルなど南海沿線やその関連施設に設置している。

 南海電鉄は2031年なにわ筋線開通によって、難波駅が「通過駅」となることを懸念し、地域の魅力を掘り起こす取り組みを進めている。特別号もその一環として、入社2年目の社員を中心に企画した。特別号は、月刊号とは異なりA5サイズで展開し、なんば・新世界エリアのみで配布。創業から50年以上続く喫茶店を「半世紀喫茶」と名付けて特集する。紹介する店は「喫茶オランダ」(難波中2)や「スイス」(敷津東1)、「喫茶タマイチ」(美須東3)など6店。メニューや内装など基本情報のほか、マスターや店員へのインタビュー、店のこだわりなどを紹介する。

 編集チームの山本美奈さんは「どうすればより多くの人に読んでもらえるかを考えて作成した。読み返したいと思ってもらえるとうれしい」と話す。

 なくなり次第終了。

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