デシリットル・ファクトリー(大阪市中央区日本橋1)が2月5日、2025年の日本橋エリアの店舗出店動向の調査結果を発表した。
大阪・日本橋エリアでフリーペーパー「pontab(ぽんタブ)」の発行と地域情報サイト「NIPPON-BASHI SHOP HEADLINE(日本橋ショップヘッドライン)」を運営する同社。同エリアの現況を定量的に把握するため、2005(平成17)年から店舗の出店・退店状況や業種別動向などを調査しており、2008(平成20)年以降、毎年、「日本橋地域の店舗出店動向調査」として発表している。
調査対象は北限を「なんさん通り」、南限を「阪神高速道路1号環状線(高架)」とし、その中に囲まれる「難波中2丁目」「日本橋3・4・5丁目」の4エリアに設定。今回の調査では新規出店60店に対し、退店60店と同数となった。調査対象地域では2022年から3年連続で新規出店数が退店数を上回る状況が続いていたが、今回の調査でその勢いは落ち着いた。
エリア別に見ると、日本橋4丁目が新規出店29、退店24と最も入れ替わりが激しい。新規出店では、物販はトレーディングカード(トレカ)専門店、飲食はコンセプトカフェ(コンカフェ)の出店数が突出。同社によると、トレカ専門店は既存店90店舗、調査対象地域の周辺も含めると100店舗を超えるという。
楠瀬航社長は「トレカ専門店の出店攻勢は勢いを保ちつつも、他業種の鈍化や、老朽化している低層ビルの解体に伴い、街のにぎわいに寄与する路面店の減少も見られる。2022年からの拡大基調に変化の兆しが見え始めている」と話す。