企画展「浪曲って、こんな世界!はじめての浪曲展~音で聴かせて、語りで魅せる~」が現在、「大阪府立上方演芸資料館(=ワッハ上方)」(大阪市中央区難波千日前)企画展示エリアで開催されている。
節(歌)とせりふを組み合わせ、主に三味線の演奏とともに物語を展開する「浪曲」に焦点を当て、同館収蔵資料を紹介する同展。会場入り口では浪曲について、初心者に向けた解説パネルを用意する。
会場では、明治期の浪曲口演集のほか、これまで活躍した浪曲師の華やかな衣装や舞台セット、愛用品、現役の浪曲師・曲師へのインタビュー映像などを通じ、浪曲の世界を紹介する。展示資料は約70点。
期間中、「母恋あいや節」「ああ 残留孤児」などの作品で知られる浪曲師・三原佐知子さんの、色鮮やかなテーブル掛けや着物を展示する。在阪テレビ局やラジオ局から借りた映像資料13本も会場内で放送する。5月以降は現役浪曲師によるワークショップなどを行う。
このほか、「浪曲との出会いはいつ頃か」「どこで稽古をするか」「オフの時はどのように過ごすか」など、現役浪曲師の考え方や人柄に触れられるパネル展示も行う。
同館学芸員の飯村言葉さんは「浪曲は声の出し方、リズムなど人によって異なる『一人一芸の世界』と呼ばれている。実際に聞いてみて浪曲の魅力に触れてほしい」と話す。
開催時間は10時~18時。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日が休館)。入場無料。9月23日まで。