アメリカ村のカフェ「digmeout ART＆DINER」（大阪市中央区西心斎橋2）で12月21日、「CHANGE わたしのせかい」をコンセプトにしたトークイベント「kaeru」が開催される。主催は、関西を中心にごみ拾いや地域活性化などのユニークな活動を行うNPO「スマイルスタイル」（大阪市西区）。

　同イベントは、社会変革を目的とした事業を展開する起業家やクリエーターによる講演会やワークショップを行うことで、新しい価値観を模索、創出することが目的。開催は今回が2回目で、前回はNPO法人「green bird（グリーンバード）」代表で、渋谷区議会議員の長谷部健さんを招いて行った。

　今回は、「働く意味ってなんですか？社内を変えるバンカー」をテーマに、りそな銀行の藤原明さんを招いて行う。藤原さんは、企業や地域とのコラボレーション企画を展開し、新しいマーケットを創造することを目的にした同行の「REENALプロジェクト」の仕掛け人で、FM802のアートプロジェクト「digmeout」とのコラボレーションプロジェクト「RESONART」などを手掛ける。当日は、銀行のイメージとかけ離れたように見えるプロジェクトの裏側にある「働くということ」について語る。

　スマイルスタイルの山村勝平さんは「藤原さんの取り組みから、『働くということ』を今一度見つめていただく機会になれば」と話す。「このプロジェクトが皆さんの世界観を広げるきっかけとなり、気軽に参加できる『街の学び場』になればうれしい」とも。

　開催時間は9時30分～11時30分（開場9時）。参加費は1,000円で、コーヒーまたは紅茶が付く。参加申し込みはスマイルスタイル（TEL 06-6136-6031）まで。