「なんばCITY」「なんばパークス」にPiTaPa導入-難波が一大拠点に

ポストペイ(後払い)方式のIC決済サービス「PiTaPa(ピタパ)」カード

ポストペイ(後払い)方式のIC決済サービス「PiTaPa(ピタパ)」カード

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 南海電鉄と南海都市創造は3月3日から、「なんばCITY」(大阪市中央区難波5)、「なんばパークス」(浪速区難波中2)の約500店舗にポストペイ(後払い)方式のIC決済サービス「PiTaPa(ピタパ)」と電子マネー「iD(アイディ)」を導入する。三井住友カードとスルッとKANSAI、NTTドコモ関西支社と協力して行う。

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 PiTaPaは、関西の私鉄、地下鉄、バスなどの事業者が加盟するスルッとKANSAI協議会が導入した非接触型のICカード。交通機関での利用のほかコンビニエンスストア、飲食店などでのショッピング利用もできる。「おサイフケータイ」として知られるiDは、NTTドコモが提供する決済サービス。クレジットカード情報を登録した携帯電話や対応カードでショッピング利用ができる。いずれも後払い方式の決済サービスのため、Suica(スイカ)やICOCA(イコカ)などのプリペイド(前払い)方式のカードと違い、あらかじめ「チャージ」する必要がない。

 3月20日に予定されている阪神なんば線の開業により、南海、近鉄、阪神、大阪市交通局のPiTaPa導入4社が難波駅に集結する。駅に隣接するなんばCITY、なんばパークスにPiTaPa、iDの決済システムを導入することで、利便性の向上と利用の促進を目指す。既に導入している「なんばウォーク」「NAMBAなんなん」と合わせ、難波ターミナルはPiTaPa、iD決済の一大拠点となる。

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