心斎橋筋商店街の寝具「西川」がリニューアル-若年層の取り込みも狙う

ファサードには「心斎橋・1566」と創業年をあしらった

ファサードには「心斎橋・1566」と創業年をあしらった

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 心斎橋西川(大阪市中央区心斎橋筋2)は3月12日、心斎橋筋商店街の心斎橋西川本店(同、TEL 06-6211-9571)をリニューアルオープンした。従来2階のみだった売り場を1階にも新設し、心斎橋筋商店街からの来店誘導を強化した。

後頭部から首、肩の形状を測定できる機器

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 同社は、西川グループが製造する寝具、寝装品、インテリア用品を同店や梅田の阪神百貨店などで直営販売している。2003年の同店リニューアル時に1階をテナントとして貸したが、今回のリニューアルでは1階のテナント2店のうち1店分のスペースを同店が使用することになった。ファサードには同店のロゴマークのほか、「心斎橋・1566」と創業年をあしらった。

 店舗面積は、1階=17坪、2階=135坪。1階にはナイトウエア、ホームウエアを多数取りそろえ、商店街を通る人からもよく見えるように全面ガラス張りにした。枕の展示スペースには、後頭部から首、肩の形状を測定できる機器「プレスシェイパー」を備え、一人ひとりに合った高さの枕を提案する。2階には布団やベッドなどの寝具を取りそろえるほか、快眠グッズを集めたコーナーも展開。敷き布団と枕のカウンセリングも行う。

 同店の森善弘店長は「リニューアルにあたり、枕に力を入れた。特に20代の仕事をしている女性にはストレスを抱えている人も多く、良い目覚めを迎えるために枕のニーズが高い」という。また「枕はマットの沈み具合でも高さが変わるため、枕、布団、ベッドなど寝具すべてをコンサルティング販売することが強み」とも。これまで来店客は中高年の女性が多かったが、リニューアルにより若年層の開拓も狙う。

 リニューアルにより、前年度比120%以上の売り上げを目指す。営業時間は10時30分~19時。

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