なんばウォークに3月19日、「アシックスウォーキングショップ歩人館 なんばウォーク店」(大阪市中央区千日前1、TEL 06-6213-0365)がオープンした。
同店は、アシックスがスポーツシューズの開発で得たノウハウをウオーキングシューズに応用して販売する。全国に約50店舗を構え、関西では15店舗目。専属のシューアドバイザーが常駐し、足のサイズを専用の計測機器で計測、長さや周囲の長さ、かかとの傾きなどの項目を3次元計測したうえで、アドバイザーとともに足に合った靴選びをできるのが特徴。
店内は、ウオーキング性のあるビジネスシューズ、革靴、スニーカーを男女別に取り扱う。店舗面積は18坪。店舗がある地域性に合わせて品ぞろえを調整するが、当面の取り扱い点数の男女比は4対6。
「計測データをもとに、アドバイザーが利用客に足についての説明やアドバイスを行うことで、足について知っていただける」と店長の北川徹也さん。「フィット感のある靴を提案し、実際に履いて確かめていただくことで納得して買っていただける」(同)とも。計測データは会員カードを作ることで記録でき、全店で読み出すことができる。購入履歴などが考慮できるため、アドバイザーの助言がしやすくなったという。
足のバランスが良くない場合は、必要に応じて中敷きで調整する。同社が蓄積しているデータをもとにパーツを組み合わせて作るため、10分程度でできるという。「靴を買っても合わなかったという悩みを持つ方は多い。そういう方には来店していただければ、足を見てアドバイスしたり、靴の調整を行ったりすることは可能」(同)。利用客は、30~40代のビジネスマンや60~70代のシニア層を中心に幅広い。
「これまでの靴店では、靴を売るだけになってしまいがちだった。靴店は敷居が高いイメージを持たれている方も多い」と北川さん。「随時靴の調整ができるようにすることで、安心して買ってもらえるようになるのでは。来店しやすいイメージを持ってもらえるようにしたい」とアフターケアにも力を入れる。
営業時間は10時~21時。