大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231)7階の大丸ミュージアムで3月25日より、人気キャラクター「ムーミン」を生み出したトーベ・ヤンソンさんが描いた原画やそれをもとに作られた立体模型を展示する「ムーミン展」が開催されている。
ムーミンは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんが生み出したキャラクター。小説や漫画、絵本などに登場し、国内では1969年と1980年にアニメ化され、幅広い年齢層に支持されている。同展はフィンランドとの修交90周年を記念して企画され、ムーミン谷博物館(フィンランド)が所蔵する原画や習作、スケッチなど約2,000点のうちの170点を展示、これまで同博物館から貸し出されることのなかった立体模型8点は日本初公開となる貴重な作品。「立体模型は子どもにとっては面白いようで好評」と同展担当の増田光男さん。
同展の前半では、ムーミンのキャラクターが確立されるまでの原画なども展示され、ムーミンファンなどが熱心に作品に見入っている。グッズ売り場にはムーミン谷博物館で販売されているグッズなどが並ぶ。増田さんは「親、子、孫と三世代にわたって楽しんでいただいている」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=800円、高大生=600円、中学生以下無料。4月5日まで。今後、大丸東京店(4月29日~5月18日)、大丸札幌店(8月5日~17日)など全国6カ所での公開を予定している。