東心斎橋・ダイニングレストランのたこ焼きが人気に-素材にこだわりやわらかく

「料理としてのたこ焼き」を意識して作られた「くぅのたこ焼き」

「料理としてのたこ焼き」を意識して作られた「くぅのたこ焼き」

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 東心斎橋のダイニングレストラン「BANZAI DINING くぅ」(大阪市中央区東心斎橋2、TEL 06-6211-9944)のたこ焼き「くぅのたこ焼き」が人気を集めている。

やわらかく仕上がる「くぅのたこ焼き」とは

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 3年前に出店した同店は、飲食店が多く立ち並ぶ通りにあり、周辺にはたこ焼き店がひしめき合う。オーナーの横山哲也さんが家庭用のたこ焼き器で作ったたこ焼きに可能性を感じて出店を決意、他店のたこ焼きを食べ比べて研究し、改良を重ねて完成させた。

 「くぅのたこ焼き」(14個入り=500円)は、生地に長崎・五島列島産のあご(トビウオ)だしをふんだんに使い、やわらかく仕上げる。タコにもこだわり、明石から岡山にかけて水揚げされる瀬戸内産のタコを使用する。「他店では使わない刺身で使う生ダコなので、プリッとした食感が楽しめる」と横山さん。「『庶民のたこ焼き』とは違う『料理としてのたこ焼き』」(同)を目指して他店との差別化を図る。

 味付けは3種類。天つゆに似た塩分控えめの「ダシ白醤油」のほかにソースと塩があり、1舟に2種類の味付けも可能。トッピングはネギ、マヨネーズ、かつお節の中から自由に組み合わせる。生地淑家店長は「外側の焼き加減をリクエストするお客さまもいらっしゃる。出来たてをその場で食べていただくのがおいしさを実感してもらうポイント」と話す。

 イートイン、テークアウトのほか出前にも対応する。キャベツの入っていないだし巻きに似たフワフワ感が特徴のお好み焼きならぬ「おくぅのみ焼き」(500円)や生地から作り上げる「くぅのピザ」(6種類、880円~)、揚げ物、丼など約40種類の出前が可能。横山さんは「たこ焼きの注文の半分は出前。周辺の飲食店の方に気に入っていただいている」と話す。飲食店が営業を終了した後の午前3時~5時が注文の多い時間帯で、仕事帰りのビジネスマンの利用も少なくないという。

 営業時間は19時~翌7時。日曜・祝日定休。

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