北堀江「cor」にチャペルウエディング「コル・ドゥ・アンヴュー」

8角形のチャペルは、開放感あふれるデザイン

8角形のチャペルは、開放感あふれるデザイン

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 ウエディング事業を手掛けるウェイブ(大阪市西区北堀江1)は8月24日、北堀江の複合商業施設「cor(コル)」2階にチャペル&レストラン「cor de envue(コル・ドゥ・アンヴュー)」(北堀江1)をオープンした。

レストラン「アンヴュー」の店内

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 「コル」は、四ツ橋駅近くにある北堀江のランドマーク的な複合商業施設で、インフィクスの間宮吉彦さんがデザインを担当した。1階にファッション関連の店舗のほか、シガーバーが入居、2階にはフレンチレストランが入居、敷地中央の樹木を取り囲むように店舗が配置されている。

 1998年設立のウェイブは、ハワイウエディングやレストランウエディングなどのほか、ドレスショップやギフト販売など、ウエディング関連事業を幅広く手がける。広域なんば圏内では、スイスホテル南海大阪のレストラン「ラ・トゥール」や、キャナルテラス堀江のレストラン「8G」とバー「ブルー」でレストランウエディングを行っている。

 今回オープンした「コル・ドゥ・アンヴュー」は、60人が収容できる8角形のガラス張りのチャペル。天井中央にも窓を設け、開放感のある雰囲気を演出した。小さなタイルを敷き詰めたバージンロードの先には、スワロフスキーのクリスタルガラスで作った十字架を掲げた。チャペル横には新郎新婦が身支度をするブライズルームのほか、エステルームも2室設けた。

 チャペルと同じ2階にあるフレンチレストラン「アンヴュー」とは、屋外の通路で行き来ができるようになっており、天気の良い日は「2つ目のバージンロード」(同社社長の山元貫司さん)として使用できる。レストラン内は落ち着いた雰囲気で、着席=60人、立食=100人が収容できるほか、併設するテラスではデザートビュッフェも楽しめる。

 「堀江をウエディングの街にしたい」と話す山元さんは、「モノ売りではなくコト売り」をモットーとする。披露宴では両家の地元の食材を使用した料理を提供したり、乾杯の際に新郎新婦のスペシャルカクテルメニューを用意するなど、結婚式を楽しめるようにしているという。カクテルメニューは結婚式後も保存し、後日レストランで楽しむことができる。「夫婦げんかをした際には、自分たちのカクテルを飲んで仲直りしてほしい(笑)」と山元さん。

 同レストランでは以前から年間70~80組のウエディングパーティーを行っていたが、チャペルができたことで、年間130組のペースで予約が入っているという。

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