8月22日に開幕した「水都大阪2009」の「船着場プログラム(地域協同企画)」として、道頓堀川の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で行われている「大阪ミナミ水都祭り」の飲食店ブース「ミナミまち店イートイン」に、宗右衛門町のバー「Barマスダ」が期間限定出店している。
「Barマスダ」(大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6211-0690)は、1958(昭和33)年に宗右衛門町で開業した老舗バー。昨年50周年を迎えリニューアルした。1階のメーンバーのほか、2階、3階にもバーラウンジを設ける。数百種類のカクテルの中には、テキーラベースの「宗右衛門町」やウイスキーベースの「連想」などのオリジナルカクテルも。
とんぼりリバーウォークの北側上段スペースに設けられたブースと、その横の20席ほどのイートイン席でカクテルを提供する。「サファイ コリンズ」「モヒート」「ギムレット」などカクテルのほか、ノンアルコールの「バージン・モヒート」など全15種類のドリンクを提供する。全メニューとも500円。
マスターの増田隆史さんは「宗右衛門町や道頓堀は目的地があって歩いている人が多いが、とんぼりリバーウォークは観光客も多く、さまざまな会話もできて楽しい」と笑顔を見せる。涼しくなる夕方以降の来店客が多く、土曜は閉店時刻の22時前までにぎわったという。
「ミナミまち店イートイン」のブースは、「水都大阪2009」期間中の週末を中心に、大阪ミナミの名店が持ち回りで期間限定出店する。「Barマスダ」の出店は9月7日まで。その後、12日・13日は道頓堀のタイ料理店「クンテープ」が、19日~23日は東心斎橋の鉄板焼「江上」が出店を予定している。