芥川賞作家川上未映子さん、難波・ジュンク堂書店でサイン会

ジュンク堂書店千日前店で、新作「ヘヴン」発売記念のサイン会を行う川上さん。

ジュンク堂書店千日前店で、新作「ヘヴン」発売記念のサイン会を行う川上さん。

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 ジュンク堂書店千日前店(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6635-5330)3階のギャラリーで9月13日、芥川賞作家・川上未映子さんのサイン会が開催された。

自作のイラストをプレゼントされ、思わず感動の言葉をもらす川上さん

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 川上さんは京橋出身の作家・ミュージシャン。音楽活動の傍ら執筆を行い、2008年「乳と卵」(文藝春秋)で第138回芥川龍之介賞を受賞した。今年は「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」で第14回中原中也賞を受賞。

 今回のイベントは川上さんの新著「ヘヴン」(講談社、9月1日発売)を記念して行われたもの。同書購入客に整理券を配布し88人が列を作り、若者から年配客までさまざまな年齢層のファンが川上さんとの交流を楽しんだ。

 参加者の一人が「川上さんの作品を読んで、わたしも頑張ろうと思いました」と思いを吐露し、思わず泣き出してしまう場面も。自作のイラストを川上さんにプレゼントした男性は「賞をとる以前からのファン。新聞の書評欄を見て気になって彼女の著作を読んでみたら、大好きになった。川上さんはわたしにとってアイドル」と話していた。

 講談社書籍販売局の担当者は「本を購入してちゃんと読まれてからこのサイン会に来ていただいている方が多い。男女問わず、さまざまな年齢の方にお越しいただくことができた。それが川上さんの魅力であり、川上さんの本の魅力では」と話す。

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