北堀江のアートギャラリー「アートハウス(ART HOUSE)」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-4390-5151)で8月2日より、移転オープン7周年を記念して「7」をテーマとした展示会「7展」が開催されている。
アート雑貨の展示、販売を行う同ギャラリーは、2000年8月にOPA心斎橋店より北堀江に移転。同展は、常設で扱う作家約50人が参加、思い思いの「7」を表現している。ギャラリーの1階にイラストやアクセサリーを中心とした作品、2階には人形など立体作品の展示を行う。作品とともに、各作家のプロフィールと今後の抱負、作品へのコメントや思い入れを紹介し、各作家の思いが詰まったユニークな展示となっている。
同ギャラリーの吉竹千恵美さんは「7年前、堀江が良くなってくるということを耳にしていたのと、公園の近くの静かな場所を希望していたため北堀江に移転した。にぎやかな南堀江からは少し離れているが、落ち着いてゆっくり作品を鑑賞してもらうにはすごくいい場所」と話す。20代、30代の女性に混ざり、「エネルギッシュな」(吉竹さん)赤をアクセントカラーに取り入れた外観にひかれ、好奇心旺盛な年配の人や男性客も多く来店するという。
ギャラリーは作家同士が集まり、情報交換の場にもなっているという。吉竹さんは「さまざまなジャンルの作家がお互いに磨き合っている環境が、アートハウスの良いところ。今後も、各作家が得意なところを生かして、一緒に向上できるような企画をしていきたい」と意気込みを見せている。
開催時間は11時~19時30分。水曜定休。同展は14日まで。16日からは、7周年を記念して「Birthday」をテーマとした絵本展も予定している。