老人ホーム紹介事業の株式会社笑美面(本社: 大阪市西区)は、2025年3月24日に金融庁が公表した、「記述情報の開示の好事例集2024」において、好事例として掲載されましたのでお知らせします。同事例集の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」において掲載されたのは、有価証券報告書(2023年10月期)にて開示したKPI(※1)の記述です。
※1KPI (Key Performance Indicator)とは、組織や企業の目標達成に向けたプロセスを評価する指標
■金融庁「記述情報の開示の好事例集2024」に好事例として評価されたポイント
1.ビジョン実現のための事業活動の内容をKPIと関連付けながら具体的に記載
2.それぞれの指標をKPIとして選定した理由について具体的に記載
3.KPIごとに実績の推移と目標を定量的に記載
・金融庁「記述情報の開示の好事例集(最終版)」 中堅中小上場企業の開示例
https://www.fsa.go.jp/news/r6/singi/20250324-2/07.pdf (P.8、36、37)
・当社の有価証券報告書(2023年10月期)
「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」(P.12-16)、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」(P.28)
当社が中長期的に目指す社会像について
2025年2月17日に実施された金融庁主催「記述情報の開示の好事例に関する勉強会(第6回)」では、選定企業として当社の経営企画室 室長 中川 徳幸が当社の取り組みを説明しました。中堅・中小上場企業の開示例として、当社の開示内容とともに、開示に至った経緯や問題意識、開示プロセスの工夫、開示充実化のメリットなどについて発表しました。
■当社の今後の取り組みについて
当社は、2023年4月13日開催の取締役会にて「ビジョン(社会インパクト)」を実現するための基本方針を決議しました。介護家族が高齢者に対する「心の介護」に専念できるよう、「介護家族にとって、ホーム介護の利用が『ポジティブ/当たり前』になっている状態」を目標に掲げています。これにより「家族が心の介護に向き合い、高齢者が笑顔で居る社会」の創出に向けた取り組みを進めています。
このビジョン実現に向けた経営方針のもと、以下3つの取り組みを継続的に実施しています。
- インパクト※2測定およびマネジメント(インパクト・メジャメント&マネジメント※3)を行う
- インパクトに関する情報を開示・発信する
- ステークホルダーとのエンゲージメント活動を積極的に行う
KPI1:MSWからの紹介、 KPI2:家族会議実施数、 KPI3:スマイル数、 KPI4:プラットフォームサイト登録数
今後も、ビジョン「家族が心の介護に向き合い、高齢者が笑顔で居る社会」に向けて、対処すべき課題などの積極的な開示を通じてステークホルダーとの対話を深め、持続可能な成長を目指します。
※2インパクトとは、事業や活動によって生じる社会的・環境的な変化や効果を指す。
※3インパクト・メジャメントとは、企業や非営利団体の活動によって、社会や環境に与えた変化や効果を可視化することを指す。一方、インパクト・マネジメントとは、社会的な効果に関する情報に基づいて事業改善や意思決定を行い、インパクトの向上を志向することを指す。(社会変革推進財団HPより抜粋)
■株式会社笑美面(えみめん) 事業概要 https://emimen.co.jp/
株式会社笑美面(えみめん)は、超高齢社会が抱える「介護家族の介護負担」と「シニアホームに関する情報不足」という課題に伴う、老老介護やビジネスケアラーやヤングケアラーなどの社会問題の解決を目指す企業です。主な事業内容は以下の通りです。
・ シニアライフサポート事業:
入居希望者向けに、シニアホームの情報提供や、情報提供以外のハンズオン入居支援サービス、入居希望者とその家族に寄り添ったサポートを提供しています。豊富な知識と経験を持つ専門スタッフによる丁寧なカウンセリング「家族介護」を強みとし、利用者一人ひとりのニーズに合わせた最適な施設の紹介を行っています。
・ ケアプライム事業:
シニアホーム運営事業者や関連企業向けに、運営コンサルティングやコミュニティサイトの運営を通じて、施設の質向上を支援しています。
・社 名:株式会社笑美面(えみめん) /証券コード 9237(東証グロース)
・代 表 者:代表取締役 榎並将志
・本社所在地:大阪府大阪市西区京町堀1-8-33 京町堀スクエア4F
・創 業:2010年9月
・資 本 金:268,061,230円(2025年3月1日現在)
・従 業 員 数:168人(2025年3月1日現在)
■お問い合わせ先
株式会社笑美面 広報事務局
メールアドレス:pub@emimen.jp