スイスホテル南海大阪(大阪市中央区難波5、TEL 06-6646-1111)6階のロビーで12月6日、「クリスマスチャリティー ロビーコンサート2009」と「チョコレートクリスマス キッズパーティー」が行われた。
同ホテル6階ロビーに11月に設置されたチョコレートツリーの前で、14時からチャリティーコンサートを開催。アイルランドとドイツのオペラ歌手・ピアニスト5人が、「ホワイト・クリスマス」「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」など12曲を披露。特設された54席の観客と、周囲のラウンジ客、ロビーを通りがかった客などが耳を傾けた。アンコールでは予定になかった「蛍の光」(原曲)を急きょ演奏する一幕も。
同コンサートは、昨年から開催している無料のチャリティーイベント。日本国際ボランティアセンター(JVC)の協力により行われている。JVCは、1980年のインドシナ難民救済をきっかけにタイで発足。現在はアジアや中東・アフリカの10カ国で支援活動を行っている国際協力NGO団体。
コンサート終了後は同ロビーで、15時30分から「チョコレートクリスマス キッズパーティー」が開催された。同ホテルが同日にリニューアルした「スイス チョコレート&デザートバイキング」を6~12歳の子どもたちに提供。募集人数30人に約5倍の応募があったという。参加費500円は、同ホテルが支援を行う「SOS チルドレン・ビレッジズ」に寄付される。「SOS チルドレン・ビレッジズ」は132の国や地域で子どもたちの権利を守る活動を行っているNGO団体。
会場では新商品のバウムクーヘンやホットチョコレート、「チョコレートファウンテン」(チョコレートの噴水)など約30種類のデザートが提供された。会場ではサンタとの記念撮影も。参加した7歳の男児は「おなかいっぱい食べた」と笑顔を見せる。堺市から9歳の女児と参加したという母親は「子どもがとても楽しんでいる。今度は親も一緒になって楽しめるイベントになればさらにいい」と話していた。
両イベントについて、同ホテルのマーケティング・コミュニケーションズ・マネジャーの藤川三智子さんは「いろんな人に見て楽しんでもらいたくてロビーで行っている。こういうイベントを今後も継続して行っていきたい」と話す。