100点の「笑顔写真展」と寄付イベント-なんばシティ「有機茶寮」でコラボ

「笑顔写真家」の出田憲司さん(右)と香川清華さん(左)、同店スタッフの岩崎聖子さん(中央)

「笑顔写真家」の出田憲司さん(右)と香川清華さん(左)、同店スタッフの岩崎聖子さん(中央)

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 なんばCITY本館(大阪市中央区難波5)2階のカフェ「有機茶寮 なんばCITY店」(TEL 06-6644-2782)で現在、「笑顔写真展 ~さやとけんじのsmile写真珍道中~」が開催されている。

店内には笑顔の写真を約100点展示

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 「笑顔写真展」は「笑顔写真家」の出田憲司さんと香川清華さんが開催。「笑顔を見ていると自分も幸せな気持ちになれる」と話す2人が、外国を旅しながら撮った笑顔の写真を展示している。同店での開催は今年6月に続いて2回目。1回目は東南アジアが舞台だったが、今回は2人が8月に旅したトンガ、フィジー、ソロモン、バヌアツなど南太平洋の人の笑顔を撮影。写真の数は第1回とほぼ同じ約100点。

 店長の谷矢さんは「笑顔の写真を飾ると一気に店内が明るくなる。お客さまにもいつもと違う雰囲気を楽しんでもらえたら」と話す。出田さんと香川さんは「住むところが違っても、楽しむ気持ち、喜ぶ気持ちは変わらない。笑顔の写真を通して、そのことを知ってもらいたい」と話す。

 12月10日には、「TABLE FOR TWO」と提携した企画が行われる。「TABLE FOR TWO」は開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む社会貢献運動。今回の企画は、同店での1回のオーダーにつき20円を、来店客の賛同を得た上で追加で集め、開発途上国の学校給食などに寄付するもの。「この取り組みを関西で行うのは初めて」(谷矢さん)という。

 同店は通常営業時も「玄米ずしセット」オーダー時に、売り上げから自動的に20円を寄付している。谷矢さんは「ボランティアというと、自分から動かなければと堅苦しく考えてしまう人もいる。でも、こうした自分の食事が回りまわってボランティアにつながることを体験していただければ、より身近に考えることができるようになるのでは」と期待を寄せる。同企画と「笑顔写真展」とのコラボについては、「TABLE FOR TWOの活動も笑顔につながること。『この2人にまた笑顔写真を展示してほしい』と思って声をかけた」と話す。

 営業時間は8時(土曜・日曜・祝日は10時)~22時。「笑顔写真展」は今月12日まで。「TABLE FOR TWO」は今月10日。10日のみ18時閉店。

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