なんばCITY本館（大阪市中央区難波5）2階のカフェ「有機茶寮 なんばCITY店」（TEL 06-6644-2782）で現在、笑顔の写真を集めた写真展「笑顔写真展～smile写真珍道中～」が開催されている。

インドネシアの人が見せる笑顔とは

　同展は、「笑顔写真家」の出田憲司さんと香川清華さんが開いたもの。2人は笑顔の魅力に魅せられ、笑顔写真を撮るようになった。2007年3月から5月にかけてインドネシアやシンガポールなど東南アジア6カ国を訪問、そこで出会った人々の笑顔を撮り続けた。

　同展では、2カ月間の滞在中に撮影した2万枚の中から、2人の心に残る笑顔の写真約100枚を選んで店内と屋外のデッキに展示している。店内の笑顔写真は、壁や窓のなどの至る個所に貼られており、最も大きな写真で縦1メートル、横70センチメートルにもなる。ほかに、店内に置いたファイルには1,000枚の笑顔写真も収められている。出田さんは「僕らが笑顔でいたら相手も笑顔になる。（言葉が通じなくても）カメラを通してコミュニケーションしている」と話す。

　同店の岩崎聖子さんは、写真展の開催で「店がさらに明るくなり、感激している。スタッフや来店客にも好評」と話す。出田さんとは5月下旬に共通の友人を通じて知り合い、意気投合した。このときに写真展開催を計画、その後トントン拍子で話が進み、わずか2週間で開催にこぎ着けた。出田さんは「笑顔写真を見てもらうことで、笑顔満開になってもらえれば」と話す。同展最終日の6月21日には、19時からキャンドルナイトを開く予定。

　出田さんと香川さんは今夏、バヌアツやトンガなど南太平洋諸国に笑顔写真の撮影に出かける予定で、東南アジアを再訪問して撮影した写真を手渡すも計画もあるという。

　営業時間は8時（土曜・日曜・祝日は10時）～22時。今月21日まで。