日本プロバスケットリーグのbjリーグの「大阪エヴェッサ」対「琉球ゴールデンキングス」の試合が1月9日、大阪府立体育館(大阪市浪速区難波中3)で行われ、橋下徹大阪府知事がシュートセレモニーを行った。
試合開始前、大阪エヴェッサ後援会名誉会長の橋下知事が、「招福籠球」の文字が入った大阪エヴェッサの法被姿で登場。同チームマスコットキャラクター「まいどくん」とともに入場すると、観客席から大きな歓声が上がった。橋下知事は「大阪唯一のプロバスケットチームである大阪エヴェッサを皆さんで応援していきましょう」と呼びかけた。
「昨年は外したが、今年1年の大阪府政をシュートが入るかどうかで占ってみたい」と宣言したが、放ったシュートはゴールを外してしまい、橋下知事が頭を抱える一幕も。そのこぼれ球を大阪エヴェッサの選手がダンクシュートでゴールに入れ、会場からは拍手が起こった。その後橋下知事は試合を観戦。試合は大阪エヴェッサの勝利で幕を閉じた。
大阪エヴェッサは、スポーツ事業を手がけるヒューマンスポーツエンタテインメント(大阪市)が運営するプロバスケットボールチーム。同社は今年、「ヤングスターバスケットボールプログラム」を3カ年プロジェクトとしてスタートさせることを発表した。同プログラムのメーンは、トップチームへの入り口となるサテライトチーム「大阪エヴェッサEII」の設立と、16歳以上を対象にした2年制の「エヴェッサカレッジ」の開講。さらに大阪府下に小中学生対象の「ジュニアスクール」と中高生対象の「キッズスクール」を拡大していく予定だという。