南船場のカジュアル衣料店「45R(フォーティファイブ・アール)南船場店」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6282-0045)は現在、同ブランドのデニムの色落ちや風合いのかっこよさを決める「デニムコンテスト」を行っている。
フォーティファイブアールピーエムスタジオ(東京都港区)が展開する、デニムを中心としたカジュアルブランド「45R」は、多くのアイテムを糸からオリジナルで作るなど「オリジナルなものづくり」にこだわり、「長く使える服」を製作・販売している。
同店で行っている「デニムコンテスト」では、同店や関西の各店舗で一般から募集した同ブランドのデニム36本を展示。「どれが一番かっこいい色落ちのデニムなのか」を来店客の投票で決めるもの。優勝者には同ブランドのデニムを特別にオーダーメードで贈呈する。
コンテストを企画した同店の日下英孝さんは「チノパンやコーデュロイパンツなどを選ぶ人が増え、この秋冬はデニムの需要が落ち込んだ。そこで秋冬ものから春夏ものに店内の商品が変わる閑散期にこの企画の実施を思いついた」と話す。コンテストの出品者は30~40代が中心で男女比は半々。出品されたデニムには「こんなにかっこよく色落ちするとは思わなかった」と日下さんも驚くような魅力的なものもあるという。
「一般的にきれいな色落ちのしているデニムがかっこいいとされるが、お客さまに投票していただくことで、実際にはどんなデニムがかっこいいのか、お客さまのニーズを知ることもできる」と日下さん。今回初めて行った企画だが、来年もこの時期に行う予定だという。
展示と投票は2月28日まで。営業時間は11時~20時。