心斎橋の三津寺近くに10月10日、紅茶と手作りケーキが看板メニューの喫茶店「シュガーポットガーデン」(大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6211-1552)がオープンした。
同店は、学生のころのアルバイトを含め、飲食店での仕事ばかりを続けてきたという、店主の佐藤雅美さんが出店した。佐藤さんは、以前から客として英国風喫茶店を利用することが多かったことや、紅茶専門店での勤務経験があり、製菓調理専門学校のカフェスイーツ科で学んだ知識も生かせることから、紅茶にこだわった喫茶店の出店を計画していたという。
出店にあたり、「心斎橋筋より東側は飲み屋が多く、御堂筋より西側のアメリカ村は雨の日の客足がにぶい」(佐藤さん)ことから、御堂筋と心斎橋筋の間のエリアに絞り物件を探した。5坪ほどの店内に、カウンター席=9席を設ける。店内は木目と白壁を基調に、飾り棚には紅茶や自慢の食器をディスプレーする。
人と話をするのが好きという佐藤さんは、来店客にも気軽に話しかける。「営業時間中はずっと話し続けている」(佐藤さん)。佐藤さんが以前勤務していた、アメリカ村の「まんだらけ グランドカオス」(西心斎橋2)内のカフェ「マザー」で常連だった客や、コスプレイヤーでもある佐藤さんのコスプレ仲間も同店に訪れるという。来店客同士が気軽に話しやすい雰囲気もあり、滞在時間が平均2時間と長く、客単価は1,500円ほどと高め。
ドリンクは、紅茶が500円~600円、そのほかカフェオレ(550円)、コーラ(450円)なども提供する。手作りケーキは、日替わりも含め常時5種類ほどを用意。スコーン2個と紅茶をセットにした「クリームティセット」(950円)も。12時~17時はランチメニューも提供しており、「オムライスランチ」(900円)、「トーストサンドランチ」(800円)、「キッシュのランチ」(同)を用意する。
営業時間は12時~24時。月曜定休。