高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)地下の和菓子・洋菓子売り場が12月1日にリニューアルし、洋菓子の新ブランド店や駄菓子コーナー、製菓製パン食材店などが出店した。
同店は2006年11月より、投資総額450億円をかけ「東館」「旧本館」「西館」を増床し「新本館」として一体化するリニューアル工事を進めている。9月1日に第2期部分がオープンし、現在、来年3月のグランドオープンに向けて改装工事を続けている。地下の和菓子・洋菓子売り場も順次リニューアルしており、今回で半分がリニューアルされた。
高島屋と洋菓子メーカーのエーデルワイス(神戸市中央区)がコラボレーションし約2年かけて開発したスイーツ店「マルクト」は、包装の簡素化やオペレーションの省力化などにより、百貨店の他の洋菓子ブランドよりも約1割安い価格設定を実現した。生ケーキ、シュークリーム、プリン、ロールケーキなど140アイテムを販売する。中心価格帯は250円~1,000円。
初出店となるドーナツ店「コアフル」は、定番の味のほか「塩味」や「お好み焼き味」など15種類のフレーバーのドーナツ(137円~189円)を販売する。関西百貨店初のバウムクーヘン専門店「マイスターバウム」も。
和菓子コーナーには新たに、大阪の駄菓子メーカー16社の商品を集めた「大阪地産駄菓子コーナー」を設けた。松岡製菓「満月ポン」(368円)、中野物産「おしゃぶり昆布」(399円)などを販売する。
大阪初出店となる製菓製パン食材専門店「富澤商店」は、関西最大となる100平方メートルの店内に、製菓製パン食材、乾物、製菓製パン器具など約4,000アイテムを展開。粉類だけでも230種類以上、製菓材料も500種類以上のアイテムをそろえる。