大阪・道頓堀のシンボル「グリコ看板」が4月4日夜、再点灯した。
同看板は、3月11日に発生した東日本大震災により、関東エリアでの電力不足が予想されたことから、節電協力のため翌12日夜から消灯していた。
消灯直後には、ツイッター上などでグリコ看板のいち早い取り組みを評価する声が多く見られたものの、実際には関西から関東への電力融通には上限があることや、行きすぎた自粛ムードによる経済の停滞への懸念が出てきたことから、再点灯を望む声が同社にも寄せられていた。
同社は「復旧・復興に向けては、まだまだ厳しい状況が続いておりますが、被災地や日本全体が少しでも早く『明るく元気に』なれることを願ってグリコネオンを再点灯する」とコメント。再点灯した「グリコ看板」には、「みんなに笑顔を届けたい。」という垂れ幕が掲げられている。
点灯時間は、日没の30分前~24時。