道頓堀に4月25日、たこ焼きなど「粉」がベースの食べ物(=粉もん)をテーマにした「道頓堀コナモンミュージアム」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6214-6678)がオープンした。
同施設は、白ハト食品工業(大阪府守口市)が日本コナモン協会(浪速区幸町1)の監修を得てオープンしたのもの。地下1階~地上3階の4フロアにわたり、たこ焼きを食べたり、粉もんの歴史に触れたりできる。
1階は同社が経営するたこ焼き店「たこ家 道頓堀くくる コナモンミュージアム店」が出店し、店頭には、上海万博でも展示され話題となった「たこ看板」を掲げる。イートインスペースでもある2階には、粉もんやソースの歴史などを学ぶことができるパネルを設置。3階の工房「まねき多幸(たこ)」では、たこ焼きの食品サンプルを作ることができる。地下1階の「明石焼ビストロ タコノツボ TiTAN」では、創作たこ焼きや明石焼きのほか、ワインやシャンパンも提供する。
会見で名誉館長に就任した日本コナモン協会の熊谷真菜会長は「日本の元気の発信地として、大阪の食文化は大切。特にここ100年間は粉もんが注目されている」、白ハト食品工業の永尾俊一社長は「たこ焼き、粉もんのグローバル化を目指し、海外から来た人々にもすごいと思ってもらえれば」と、それぞれコメントした。