高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)7階特設会場で5月25日、アフリカン現代アート「ティンガティンガ」の原画展が始まった。
Mustapha Abdallaさんの作品「動物たちを見守るバオバブのシャターニ」
同展は、アフリカ製品を輸入・販売を手掛け、昨年12月に谷町9丁目にティンガティンガ専門のギャラリーをオープンしたバラカ(中央区)が企画・運営を手掛ける。ティンガティンガは、1960年代末にタンザニアのダルエスサラーム郊外で、工事現場で働いていたEdward Saidi Tingatingaさんが、大判の板にペンキで描き始めた絵画スタイル。
現在では、現地の「ティンガティンガ村」と呼ばれる製作工房に約80人のアーティストが所属し、動物や鳥、サバンナの風景、人々の暮らし、「シャターニ」と呼ばれる心の精霊などを6色のエナメルペンキで描く、アフリカを代表する現代アートとして知られる。
同展では、ティンガティンガ村に所属する約35人の作品100点以上を展示・販売する。販売価格は、1万2,600円~7万3,500円。そのほか、コースター(525円)、タンブラー(1,575円)、ビーズネックレス(1,575~2,625円)など、アフリカに関連した雑貨も販売する。期間中、繊細なタッチと美しい色使いで人気のMustapha Abdallaさんが来場し、ライブペインティングも行う。
営業時間は10時~20時。