フレイザーレジデンスが開業1周年-国内客への浸透狙い記念プラン

総支配人の杉山靖子さん

総支配人の杉山靖子さん

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 南海難波駅近くのホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」(大阪市浪速区難波中1、TEL 06-6635-7111)が10月5日で開業1周年を迎える。

2ベッドルームからの眺め

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 同ホテルは旧「ホテル南海なんば」跡地に建設された中長期滞在者向けのサービスアパートメントで、家具・備品・什器に加え、キッチン家電・洗濯乾燥機などを備えているのが特徴。経営は南海電鉄(中央区難波5)、運営はフレイザーズホスピタリー(本社=シンガポール)で、世界35拠点目。日本では唯一の出店となる。

 総支配人の杉山靖子さんは「宿泊者の6割が韓国・香港・台湾などアジアを中心とした海外からのお客さまで、そのうちレジャー利用が6~7割あり、3~4泊ぐらいの利用が中心。ビジネス利用は1週間や1カ月といった長期での利用も多く、全体の約15%が1カ月以上の長期滞在客」と話す。

 開業1周年を記念し、10月5日の開業記念日の宿泊に限り、1泊1室1万500円(1~2人同料金、モーニングセット付き)で宿泊できるキャンペーンを実施、現在予約を受け付けている。当日19時までにチェックインした場合に限り、スタジオルーム(28平方メートル)、1ベッドルーム(40~44平方メートル)、2ベッドルーム(77平方メートル)のいずれかを抽選により決定する。通常料金は3万1,600円~10万円。予約受け付けは10月3日まで。

 キャンペーンについて、杉山さんは「フレイザーというブランドは、海外では広く知られているが、国内では1店舗だけということもありまだ浸透していない。1周年キャンペーンは国内からの利用に限り行っており、これまで利用したことのない人にも利用していだけたら」と狙いを説明する。

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