10月30日に開催される「大阪マラソン2011」まで1カ月を切った。広域なんば圏では、難波交差点を3度もランナーが走行するなど、見どころは多い。

なんばオリエンタルホテルのパティオ

　なんばオリエンタルホテル（大阪市中央区千日前2、TEL 06-6647-8111）は現在、「大阪マラソン2011 応援宿泊プラン」を販売している。10月1日～31日に利用できる同プランは、通常の宿泊に加え、ミネラルウオーター、冷却シート、タオルが付くもの。

　「第1回大阪マラソンが行われることになり、ホテルとしても何かやりたかった。大阪以外からもたくさんの人が来ると考え、（マラソン参加を）きちんとサポートするとともに大阪のものを伝えたかった」（同ホテルPR担当の森さん）と、タオルの街として知られる大阪・泉州の「泉州タオル」を付けることにした。

　「出場するランナーは、何日か前から大阪入りしたり、事前にコースの下見に来たりするケースも多い」と森さん。同ホテルから、マラソンのコースに指定されている千日前通りまでは徒歩1分と近い。料金は1室2人利用の場合で、1万3,000円～。

　昨年から、「大阪を体感していただく」（同）ためのユニークな宿泊プランを提供している同ホテル。地元の千日前道具屋筋商店街と昨年夏に初めてコラボレーションした「食品サンプル作り」プランは、子どもたちの夏休みの自由研究としても話題になった。

　大阪マラソンは10月30日9時にスタートし、17万人余りから抽選で選ばれた3万人が大阪の街を駆け抜ける。中国、台湾、アメリカなど海外29カ国からも1500人が参加予定。