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南堀江で「大阪R不動産」リリースパーティー、ユニークな物件紹介サイト

リリースパーティーでのトークライブの様子

リリースパーティーでのトークライブの様子

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 南堀江のインテリアショップ「D&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント) PROJECT OSAKA」(大阪市西区南堀江2)3階のレストラン「D&DEPARTMENT DINING OSAKA」で12月3日、「大阪R不動産」のリリースパーティーが開かれ、約120人が参加した。

「東京R不動産」を立ち上げた馬場正尊さん

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 建築家の馬場正尊さんが中心となり8年前に立ち上げた「東京R不動産」は、リノベーション物件、古いながらも趣ある物件、絶景が楽しめる物件など、ユニークな物件を紹介するサイトとして知られている。現在は金沢、神戸、福岡などのエリアでも地元の企業が「R不動産」を立ち上げ運営を行っている。

 12月9日にオープンする「大阪R不動産」は、リノベーション住宅の設計・施工、デザインホステル「HOSTEL 64 Osaka(ホステルロクヨン大阪)」(新町3)の運営を行うアートアンドクラフト(西区)が立ち上げる。同社が企画したリリースパーティーでは、馬場さんのほか、馬場さんと共に「東京R不動産」を運営する吉里裕也さん、「神戸R不動産」の小泉寛明さんらをゲストに迎え、「R不動産」シリーズの紹介や、「R不動産」を通して見える各地の物件について、トークライブを行った。

 「東京R不動産」を始めた経緯について馬場さんが「古い建物の再生方法について考えていた15~16年前に、大阪の南船場や北堀江で古い倉庫やボロボロのビルにブティックなどが入っているのを見て、これは新しい不動産の使い方だと思ったことがきっかけとなり、『空き物件から眺める東京』をコンセプトにしたブログとしてスタートしたところ、『物件を借りたい』という人が出てきた」と振り返った。

 トークライブでは、物件検索の切り口を示すアイコンが各エリアで異なっていることも紹介。神戸は「海を見おろす」「異国」「坂の上」などのアイコンがあるほか、大阪では「水都大阪」「町工場」「コテコテ」などのアイコンを設けることも紹介された。「大阪R不動産」を担当する小野達哉さんは「神戸や東京に比べると、大阪は絵になる物件は少ないかもしれない」としながらも、アイコンを通じて見える大阪の物件の面白さを紹介した。

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