大阪・南船場に韓国のタッカンマリ鍋専門店「南船場丸鶏屋」(大阪市中央区博労町4、TEL 06-6245-7997)が2月2日、オープンした。
「梅田 丸鶏屋」「北新地 丸鶏屋」に続き大阪3店舗目となる同店。店舗面積は18坪、カウンター12席、テーブル22席。なんばエリアで初の出店となったことについては、「南船場はチェーン店が少なく、こだわりのある飲食店の集まるエリア。わざわざ『この店で食べたい』と足を運ぶ人が多く、その中でこうした韓国料理を提供したかった」と同店担当者。
タッカンマリ鍋は韓国発祥の鍋料理。「タッ」(鶏)を「カンマリ」(1羽丸ごと)利用したところからその名がついたという。日本の水炊きのように、特製のコラーゲンスープで炊き、丸ごと鍋に入っている鶏をはさみで切り分けて食べる豪快さが特徴。「普通の韓国料理と違って辛くなく、またコラーゲンたっぷりなので美容にもおすすめ」
唐辛子や韓国のしょうゆ、みそなどをブレンドした特製ダレで味わう。メニューは「赤タッカンマリ鍋」(1人前1,680円)や宴会用の「丸鶏屋厳選コース」(3,150円)など。
「韓国ではタッカンマリは身近な食べ物。夏でも暑い鍋を食べて、スタミナをつけている」ことから、「韓国のガイドブックで紹介されているが日本にはまだ浸透していないこの料理を紹介したかった」とも。
営業時間は17時30分~23時30分。月曜定休。