難波の複合商業ビル「namBa HIPS(ナンバヒップス)」(大阪市中央区難波1)で5月13日、ロッククライミングの競技会「Climbing namBa HIPS CUP OSAKA JAPAN 2012」が行われた。
同大会は、今年で10周年を迎える「御堂筋フェスタ」のイベントの一つで、昨年に続き今回が2回目の開催。大勢の歩行者たちが見守る中、ウオール全長25メートル、最高到達地点・地上40メートルの特設クライミングウオールを登りきるため、国内外のトップクライマー21人が参加し、ロープを使って壁面を登る「リードクライミング」形式で、到達した高さとタイムによるコンペが行われた。
競技の結果、女子部門では世界ランク2位の韓国のキム・ジャインさんが、男子部門では同3位の安間佐千さんが優勝した。
競技後の表彰式では、プレゼンテーターの永井大さんと西山茉希さん、副賞プレゼンテーターのチェ・ジウさんが登場。入賞した選手にトロフィーを手渡した。
永井さんは「いい刺激をもらえた。自分も挑戦してみたい」。西山さんは「このイベントをきっかけにロッククライミングを初体験した。ロッククライミングのよさをいろいろな人に伝えていきたい」とコメント。チェ・ジウさんは「今後も大阪を代表する活力あるイベントにしてほしい」と話した。