大阪・道頓堀の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で6月23日、マイケル・ジャクソンさんの4回忌追悼イベントが行われ、参加者が自慢のダンスを披露した。

ゾンビーのコスプレをして踊る参加者

　主催は、SNSコミュニティーなどで構成される「MJ関西 マイケルを踊ろう会」。今回は初めて、とんぼりリバーウォークのグリコ看板前での開催となった。子ども虐待防止運動「オレンジリボン」のチャリティー活動も合わせて実施した。主催者は「大阪の名物の一つであるグリコ看板の前で踊らせていただくことができてうれしく思っている。これからも毎年、続けていきたい」と話す。

　当日は、約70人の参加者が集合し、マイケルさんの楽曲に合わせてダンスを披露した。ダンス未経験者がほとんどで、今回のために特訓を積んだという。中には代表曲「スリラー」のイメージ通り、ゾンビのコスプレをする参加者も。ほかにも「ビートイット」「ビリージーン」「スムースクリミナル」などの代表曲のダンスを熱演。姫路から「マイケルジャクソン メモリアル マーチングバンド実行委員会」も参加し、週末の道頓堀を盛り上げた。

　イベントが行われた道頓堀では、多くの通行客が足を止めて、大人数の迫力あるダンスに見入った。対岸からは途中手拍子や拍手も起こり、堺市から難波に遊びに来たというカップルは「知っている曲が聞こえたのでのぞいてみた。間近でダンスを見られて良かった」と話した。最後にイベント主催者が「マイケルはチャリティーに関心が高かった人。これからもその遺志を継ぎ、慈善活動を行っていきたい」と話し、観覧者に活動への参加や募金を呼び掛けた。