南海電鉄と高野山真言宗 総本山金剛峯寺(和歌山県伊都郡)は7月6日~8日、大阪ミナミ一帯で「高野山開創1200年記念大法会」開始1000日前を記念したイベントを行う。
高野山は816年、弘法大師空海により真言密教の道場として開かれた。開創1200年目を迎える2015年4月2日~5月21日の50日間、高野山で「高野山開創1200年記念大法会」が行われることから、その1000日前にあたる今年7月6日から3日間、ミナミの千日前を中心としたエリアでさまざまなPR活動を行う。
道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」の戎橋~太左衛門橋間で7月6日、金剛峯寺の僧侶約20人が参加し、「開創大法会千日前船乗り込み」を行う。難波八阪神社の宮司によるお出迎え、お清めを受けた後、船に乗り込み、ちょうちんでライトアップされた道頓堀川を読経しながら清める。開催時間は18時30分~19時30分。
翌7日には、僧侶約80人が参加し読経、声明を執り行う「『千日前』大法会」を行う。南海なんば駅下の「ガレリアコート」大階段で12時15分~、「とんぼりリバーウォーク」の太左衛門橋間~相合橋間で13時30分~。
そのほか、7月6日~8日の3日間にわたり、法善寺(大阪市中央区難波1)で写経体験を行う。金剛峯寺僧侶の手ほどきを受けながら写経を体験(無料)できるほか、記念グッズの販売、観光PRコーナーも。開催時間は各日とも11時~17時(ただし7日12時~15時は休止)。喫茶店「梅香庵」(同)では、1人1文字ずつ写経し、全員で「般若心経」を完成させる「絆写経」を体験するイベント「高野山カフェ」を開催する。参加費は500円で、高野山銘菓「みろく石」とドリンクが付く。