道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で1月27日、「巻きずし丸かぶりコンテスト」が開催された。
同コンテストは、大阪海苔協同組合(大阪市北区)が主催し、毎年、節分の恒例行事として行われる「海苔(ノリ)チャリティーセール」の関連イベント。同セールでは、今年収穫したノリを市価より安い値で販売し、売上金で車いすを購入して大阪市社会福祉協議会などに寄付する。
コンテストは、3人1組の女子大生チームと、戎橋筋、心斎橋筋、宗右衛門町、道頓堀のミス商店街らの計8チームが参加して、各チーム1人1本ずつ計3本を順番に丸かぶりし、早さを競った。巻きずしは、競技用に具材を食べやすく細かく調理。
参加者は司会者のスタートの合図で、今年の恵方である南南東に向かって勢いよく巻きずしにかぶりついた。女子大生らは、寒さに震えながらも、観客の「頑張れ!」「賞金1万円!」という声援を受けながら巻きずしを頬張った。接戦を制して優勝したのは、「同志社女子大学」チームで記録は8分19秒。2位は「ミナミ元気むすめA」チームで、3位は「武庫川女子大学」チームだった。
優勝チームには、賞金1人1万円が授与された。