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なんばパークスに和のコンセプト店「WADAN」-奈良から海外狙う

「WADAN」を運営するTABI・SQUAREの米原亮社長

「WADAN」を運営するTABI・SQUAREの米原亮社長

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)1階に3月8日、雑貨・履物店「WADAN」(TEL 06-6585-7766)がオープンした。

「WADAN」の店舗外観

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 同店は、オリジナルの足袋スニーカーを企画・販売するTABI・SQUARE(奈良市)が運営する「和の新コンセプトショップ」。奈良市で足袋スニーカー店「Shop TABI-JI」(同)を運営する同社が、手ぬぐいを販売するなら町長屋(同)、雪駄(せった)を販売するサカガワ(奈良県北葛城郡)とともに、共同ブランドとして「WADAN」を立ち上げた。

 なんばパークス東隣の「なんばカーニバルモール」に面した13坪の路面店。店内には、足袋スニーカー(1万円前後)、雪駄(7,000円前後)、手ぬぐい(1,500円)のほか、手ぬぐいを使ったバッグ、足袋のソックス、柿渋を使った商品など約100点をそろえる。多くの商品は奈良で企画・デザインされているが、「和の伝統だけを売りにはしたくない。奈良のイメージを極力出さず、ファッション性を訴求していきたい」と同社の米原亮社長。

 同社では以前、「TABI-JI」としてフランス・パリで展示会を行った経験から、海外展開を意識しており、商品ラインアップを拡充した「WADAN」として今後、海外進出を狙う。米原さんは「奈良の店では『みやげ物』としての購入が多かったが、なんばパークスの店ではプレゼント需要も多い」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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