大阪・アメリカ村のカフェ「digmeout(ディグミーアウト)ART&DINER」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6213-1007)で3月31日、大山顕さんの写真展「工場とジャンクションとそのほか」が始まる。
写真家でライターの大山さんは、「工場萌(も)え」「ジャンクション」「団地の研究」などの写真集を出版するなど、「ドボク・カルチャーのパイオニア」として知られる。同展では、昨年11月に横浜の「みなとみらいギャラリー」で行った個展で展示した人気作品を中心に、さまざまな工場の写真、高速道路のジャンクションなどの「無駄にハイクオリティーな」(大山さん)写真を展示する。
「念願の大阪での写真展。カフェの壁を工場とジャンクションで埋め尽くす」という大山さんは今回、大きいもので横幅2.4メートルの巨大な写真を持ち込むという。3月31日にはオープニングイベントを開催。「工場とジャンクションとそのほか大山顕の全仕事!」と題し、20年間にわたる工場写真をはじめとした活動についてスライドを見せながら話す。18時30分~。最終日の4月20日には「ぼくらはなぜ工場に萌えてしまうのか?」と題し、新たな「風景論」を話すクロージングイベントも予定する。16時~。
オープニングイベント、クロージングイベントへの参加は事前に同カフェへの電話予約が必要。参加費はいずれも2,000円で、別途1ドリンク制。
営業時間は11時30分~24時(金曜・土曜は翌2時30分まで)。4月20日まで。