吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊さんと、「関西ウォーカー」編集長の玉置泰紀さんが6月28日、「コヤブソニックウォーカー」の制作が決定したことを受け、吉本興業本社(大阪市中央区難波千日前)で対談した。
インテックス大阪5号館で9月15日・16日に開催される、小籔さん主宰の音楽と笑いのイベント「コヤブソニック2013」をPRする目的で制作が決まった「コヤブソニックウォーカー」は、関西ウォーカー9月3日号の本誌に挟み込む「Book in Book」スタイルで提供する8ページ構成の小冊子。イベントの遊び方、ミュージシャンの魅力、見どころを解説する。
昨年は、台風の影響を受け屋外から屋内施設へと会場を移すというハプニングがあり、「今年は、みそぎソニックと言っても過言ではない」と話す小籔さん。昨年の同イベント会場を訪れていた玉置さんも、その様子を見ていて「グッときた」と話す。
小籔さんは「今年も昨年と同じように、ゆるい感じで、ええ人たちに囲まれてやらせてもらう」「客には、少しでもストレスが軽減したり、自分にも何かできると思ってもらったりすれば」「フェスと言えば、もみくちゃになり、ヘッドバンキングするというイメージがあるが、コヤソニは静かな客が比較的多く、草食系フェスで初心者にもやさしい」と話す。
玉置さんは「小籔さんが編集長となって、責任・編集で雑誌を作る点がポイント。ラインアップを紹介したり、出演者のインタビューを載せたりするだけでなく、例えば、フェス飯やコヤブソニックに来る人のファッション、住之江というのも裏テーマとしてある」と話す。
小籔さんは「関西ウォーカーという有名な雑誌に協力していただくことでイベントが広がっていけば、出演者、スタッフ、スポンサーなどへの恩返しとなり、さらに客も2倍も3倍楽しくなると思う」「関西ウォーカーでは、コヤソニのいいところや、1.5倍楽しくなるような情報を入れたい」と意気込む。