大阪・アメリカ村の商業施設「心斎橋BIG STEP」（大阪市中央区西心斎橋 1）で11月23日から、写真家・鋤田正義さんの写真展「SOUND&VISION＋きれい」が開催される。

展示の様子

　1938（昭和13）年福岡県生まれの鋤田さんは、広告カメラマンを経て1960年代からデヴィッド・ボウイさん、Yellow Magic Orchestra（YMO）、布袋寅泰さんなど、国内外問わずさまざまなミュージシャンや俳優、アーティストなどを多岐にわたり撮影し続けている現役の写真家。1980年代以降はテレビCMや映像作品など幅広い活動も行っている。

　同展は、東京写真美術館で昨年開かれた写真展「SOUND&VISION」と昨年渋谷で開かれた写真展「きれい」の巡回展として開くもので、鋤田さんの仕事の一部を時系列で見ることができるよう展示する。デヴィッド・ボウイさん、忌野清志郎さん、桑名正博さん、AKB48などミュージシャンをはじめとするさまざまなアーティストの写真や、海外での風景写真、映画「ワンダフルライフ」などの撮影ショットを展示するほか、鋤田さんの作品に関する映像も上映。

　心斎橋BIG STEPの広報担当・クリオカイチロウさんは「『大阪ミナミ×音楽×若者』の中心地であるアメリカ村で、さまざまな時代のアーティストを鋤田正義さんの写真を通して見ていただくことで、より多くの人々が集う新しいアメリカ村の起爆剤となれば」と話す。

　営業時間は11時～20時。入場料は、一般＝600円、学生＝500円、高校生以下無料（大学生以下は身分証明書の提示が必要）。来年2月2日まで。