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道頓堀のグリコ看板、今夏リニューアルへ-秋に6代目が登場

道頓堀のグリコ看板

道頓堀のグリコ看板

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 大阪・道頓堀の「グリコ看板」が今年8月にリニューアル工事に入る。

道頓堀にはさまざまなネオン看板が

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 1935(昭和10)年に道頓堀に登場した初代グリコ看板。高さ33メートルのネオン塔は、トレードマークのランナーとグリコの文字を6色に変化させ、毎分19回点滅する花模様で彩った、「当時としては型破りのネオン」(同社)で、一躍道頓堀のシンボルとなった。

 その後、戦時中に鉄材供出のため撤去されたり、隣接するビル改装などの理由から4度リニューアルされており、現在の看板は、1998年7月に設置された5代目となる。高さ20メートル、横幅10.85メートルと、道頓堀にある巨大看板のなかでもひときわ大きく、2003年4月には大阪市指定景観形成物に認定された。

 今回のリニューアルは、5代目看板の設置から16年が経過し、老朽化が進んだため行われるもの。2014年 8月中旬から改修工事を初め、秋ごろに完成の予定。

 海外からの観光客もグリコ看板を背景に記念写真を撮影するなど、知名度は日本だけでなく海外にも広がる。東日本大震災発生直後に電力不足が懸念された際には、周りの他の巨大看板に先駆け3月12日から消灯し、節電意識の高まりにも貢献した。

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