NPO法人ゼロワン(大阪市北区)が主催する「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」が人気を拡大している。
もともと、「大阪を盛り上げる催しを企画したい」と有志が集まって3年前にスタートした「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」。専用の柔らかい刀を使用し、腕に付けた風船をたたき落とすというもので、口コミで人気を拡大した。地域の催しに招待されたり、大学のオリエンテーリングに活用されたりと、他団体とのコラボレーションも多く行われている。
合戦のルールは、2チームに分かれて片方のチーム全員がアウトになるまで行うチーム戦や、大将を設定して大将がアウトになった時点で敗北するルール、4チームが入り乱れるルール、さらには自分以外の全員が敵となって最後まで生き残ることを目指すサバイバル戦など、さまざまな楽しみ方が設定されている。1回の戦いは3分~5分程度。ルールを変えながら、毎回8セットほど実施。利用者の男女比はほぼ半々。
同NPOの西川隆士さんは「チーム力があり、役割分担がしっかりしているチームがよく生き残る」と分析。より戦術的に動きやすいよう、戦術例を提示するなどのサポートも検討しているという。「結構な運動になるので、日頃の運動不足解消、ストレス発散のつもりで来てほしい。合戦後は宴での交流会も予定しているので、普段知り合わない人と仲良くなるきっかけとしても活用していただければ」と呼び掛ける。
次回のイベントは「チャンバラ合戦~戦IKUSA~強者集う熱帯夜の決戦!!」と題し、8月17日に大阪府立体育館(浪速区難波中3)で開催される。