飲食店を展開するディーアール（東京都品川区）が7月4日、肉料理に特化したバル「なんばワイン酒場 バルミチェ～肉好きの集い編～」（大阪市中央区難波千日前、TEL 06-4395-5869）をオープンした。

洋風モツ煮

　東京で人気のバル「五反田ワイン酒場 マルミチェ」や「ITALIAN BAR バル道」を手掛ける同社。2012年の大阪1号店「梅田ワイン酒場 バルミチェ～肉と窯焼きピッツア編～」オープンから地方展開を始め、現在は博多にも店舗を出すなど10業態22店舗を展開する。

　「長く営業することを見据え、立地ありきで業態を開発する」という同社。物件開発・広報担当の小橋哲平さんは「『うらなんば』はグルメな人が多く集まるエリアで、わざわざおいしいものを求めて来る人が多い」として、同店ならではのメニューを新たに開発。ホルモン焼きの店も持つことから新鮮な肉をイタリアンで提供する店とした。

　「ワインと雰囲気が合うように木をふんだんに使った」という2階建ての店舗は、1階に20席、2階に44席を設ける。1階は「入りやすさを重視」、2階は「宴会など長居できるようゆったり重視」になっているという。

　料理は、牛モツを赤ワインと特製みそで煮込んだ洋風モツ煮（650円）や、牛ハラミ、イベリコ豚など日替わりの肉を提供する「バルミチェ グリル盛り 山盛りポテト添え」（1,780円）、ピザ「ネギみそチャーシュー」（S＝650円、L＝1,150円）など。ピザはテークアウトもできる。ワインは100種類ほどをそろえるなどドリンクも充実した。想定客単価は3,200円。

　2時間30分の飲み放題が付いた「女子会コース」（3,700円）や、スペシャルデザートが付いた「アニバーサリーコース」（4,800円）など、コース料理は6種類を用意する。

　「たれからすべて手作りにこだわっている。ちょい飲み、2次会、3次会などさまざまなシーンで使っていただけたら」と小橋さん。

　営業時間は、月曜～金曜＝17時～翌5時、土曜＝11時30分～翌5時、日曜・祝日＝11時30分～24時（今月6日までは17時～24時）。