大阪・心斎橋のライブハウス「OSAKA MUSE」(大阪市中央区心斎橋筋1)で8月6日、ヒップホップユニット「ビッグポルノ」が解散ライブを行った。
ビッグポルノは、吉本興業の小籔千豊さんとレイザーラモンが2003年、「伝統とエロスのコラボレーション」をテーマに結成した音楽ユニットで、「下ネタラップ」を得意とする。小籔さんが6月18日に吉本興業で行った記者発表の際に、インテックス大阪(住之江区)で9月13日~15日に開催する音楽イベント「コヤブソニック2014ファイナル」が今年で最後になることと、ビッグポルノを解散することを明らかにしていた。
「ビッグポルノ解散ライブ ~KING TIMERのしわの数だけありがとうって言いたいから~」を前に、ビッグポルノの3人と、姉妹グループ「スモールポルノ」の3人(宇都宮まきさん、今別府直之さん、男前さん)が記者会見を行った。解散理由についてレイザーラモンRGさんが「青少年の教育に力を入れている練馬区に住んでいるため、下ネタを歌うことに抵抗が出てきた」と明かすと、小籔さんは「子育ての方向性の違いで解散という、ええボケができた」と笑いを誘った。
9月10日には、ベストアルバム「ベストポルノ」(2,500円)を発売する。同アルバムにはスモールポルノの新曲「DVはダメよ!」を収録する。なお小籔さんは今後も、スモールポルノのプロデュースは継続していくという。