なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前)1階の「千とせ べっかん」(TEL 06-6633-2931)で8月20日、期間限定メニュー「霜降りひらたけ入り肉吸い」の提供が始まった。
きのこの開発・製造を手がけるホクト(長野県長野市)と吉本興業が実施する「きのこと笑いを食卓にキャンペーン」の一貫。「霜降りひらたけ入り肉吸い」(700円)は、日本産のヒラタケと西洋産のヒラタケ属を交配して生まれた肉厚の「霜降りひらたけ」を使ったコラボメニューで、吉本新喜劇の末成由美さんがプロデュースした。
「マッシュルームみたいな頭をしていて、料理が好き」という末成さんは、メニュー開発について「どうしたらきのこが主役になり、肉吸いの味をつぶさずにできるか」苦労したといい、カレー風味をベースに味の濃さや辛さを調整し、メニューを完成させた。
「肉吸い」は千日前のうどん屋「千とせ」が発祥。肉うどんからうどんを抜いた料理で、かつおや昆布などを使ったシンプルなスープに、牛肉と半熟卵を入れる。吉本新喜劇の花紀京さんが出番の空き時間に同店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文したことから始まった。
営業時間は11時~20時。1日30食限定で提供する。10月20日まで。