松竹芸能(大阪市中央区道頓堀1)が4月16日・17日、「道頓堀角座」(同)で外国人向けお笑いライブ「角座パフォーマンス笑(SHOW)」を行った。
松竹芸能が外国人向けにお笑いライブを行うのは今回が初めて。ゼネラルマネジャーの佐藤明石さんが「道頓堀に観光に来る外国人に向けて、何か面白いことができないか」と考え、1カ月で企画したという。
4月17日の同ライブでは、サンデー西村さんや、トリオザスリー、ソエジマ隊員さんなど全5組が出演。日本語が伝わらないということもあり、神楽傘やバイオリンなどの道具を使い目で見て楽しむ芸や、忍者の格好をしたり、ジブリ作品の格好をしたりして日本文化をアピールするネタが目立った。観客と掛け合いをする場面や、外国のお笑い芸人のネタをまねる場面もあり会場は笑いに包まれていた。
佐藤さんは「今回は初回なので実験みたいなもの。改良を重ねて、外国語でお笑いをするのではなく、日本語に興味を持ってくれるような漫才などのお笑いを提供していきたい」と意気込む。