大阪・南堀江の萬福寺(大阪市西区南堀江1)で4月9日、イベント「花まつり」が開かれる。
400年以上の歴史を持つ同寺は、「島之内の萬福寺さん」として古典落語「親子茶屋」にも登場する浄土真宗本願寺派の寺。1958(昭和33)年に島之内(現在のアメリカ村)から現在の場所に移転した。「花まつり」は、4月8日の釈迦(しゃか)の誕生を祝う恒例行事として、毎年4月第1土曜に開催されているもの。
イベントでは、紙芝居など昔ながらの遊びのほか、親子ヨガ(13時~、先着15人)、団子作り(14時~)、ミニライブ(15時~)などを実施。寺の前にある堀江公園の桜を見ながら楽しめる。カレー(300~500円)、コーヒー(200~300円)や野菜の販売なども行う。
同寺では1992年から、現代版寺子屋である「寺子屋プラバー」を立ち上げ、そろばん、茶道、音楽、ヨガ、中国語、英語、インド舞踊など数多くのクラスを開講してきたが、オレンジストリートを中心に店舗が立ち並ぶ街に変わったことから住民が減少し、徐々に下火に。その後、マンションが増え、移住者が増えてきたことから、今年から再び「寺子屋プラバー」を盛り上げようと、今回のイベントはこれまでよりも盛大に開催するという。
開催時間は12時~17時。