大阪高島屋（大阪市中央区難波5）7階催事場で11月17日、金製品を展示・販売する「大黄金展」が始まり、「純金製たこ焼き器」が登場した。

【動画】「純金製たこ焼き器」でたこ焼き作り

　今回で4回目となる「大黄金展」は、大判小判や食器など1000点の金製品をそろえ、「純金製たこ焼き器」は初お披露目。「大阪になじみのある『たこ焼き器』を作りたかった」と広報担当者は話す。大きさは直径21センチで、約3キロの純金を使用。価格は4,320万円。

　実際に食卓でも使えるといい、開催当日に取材陣に向けて「たこ焼き器　実演会＆試食会」が行われた。熱伝導率がいいという金の特徴もあり、薄皮で焼き目が黄金色のたこ焼きが完成。仕上げに金箔（きんぱく）を振り掛けて取材陣に振る舞った。たこ焼き作りを終えたたこ八（大阪市）垣内健祐取締役副社長は「金だけに緊張した」と冗談を交えて安堵（あんど）の表情を見せた。

　会場では、2017年のえと・酉（とり）年に合わせ、10センチ四方の金箔を約5000枚使った黄金の「大鳳凰（ほうおう）」も初登場。来場客は写真撮影が可能で、「撮った写真を年賀状の写真に使ってはみては」（広報担当者）と。ほかに、公式大会で使われる5号球サイズの実物大「純金製ラグビーボール」も。

　開催時間は10時～20時（最終日は18時閉場）。今月21日まで。