大阪・道頓堀で1月29日、巻きずしの早食いコンテスト「巻き寿司丸かぶりコンテスト」が開かれ、関西大学チームが優勝した。
同イベントは、大阪海苔協同組合(大阪市北区)が行う、節分シーズン恒例の「海苔チャリティーセール」の一環。
道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」に設けた特設会場には、関西大学、佛教大学、京都教育大学、同志社大学、関西学院大学の女子大生5チームと、戎橋筋商店街のミズえびすばし、心斎橋筋商店街の心斎橋トップレディ、宗右衛門町商店街のミス宗右衛門町による「ミナミ元気むすめ」チーム、アイドルグループ「えびすばし☆プリンセス」チームの計7チームがエントリーし、3人1組のリレー形式で1人1本ずつ巻きずしを食べたトータル時間を競った。
競技は、大勢の観客が応援する中、関西大学チームの3人目に登場したリーダーの中井佑香さんが怒涛の追い上げを見せ、優勢だった「えびすばし☆プリンセス」チームと「ミナミ元気むすめ」チームを抜き去り、7分42秒で関西大学チームが優勝した。
競技を終え、中井さんは「優勝できると思っていた」と話す。巻きずしをクルクルと回転させながら食べる「ローリング作戦」が成功したという。2位は「えびすばし☆プリンセス」チーム、3位は同志社大学チームとなった。
会場では同日、市場価格の半値でノリを販売し、買い求める人が列を作った。
同セールは2月3日にも大阪天満宮で行い、1000人が一斉に巻きずしにかぶりつく「巻きずし千人いっせい丸かぶり」イベントを予定する。10時30分から、同イベント参加希望者先着1000人に整理券を配布する。