住友倉庫(大阪市西区)は5月12日、大阪・南堀江1丁目で不動産開発を進めている商業施設の建設概要を発表した。計画では31階建ての複合ビルのほか、飲食店5店が入居する商業施設がオープンする予定。
かつて大阪府会議事堂があった土地を1902年に取得した同社は、周辺環境の変化に合わせて用途転換しており、今回の開発はその最終段階にあたるもの。四ツ橋筋と道頓堀川の交点の北西にあたる同地区は、ファッションブランドや雑貨店、カフェが並び、感度の高い若者が訪れる街として注目される「堀江」の玄関口ともなっている。
メーンとなる四ツ橋筋沿いの「A地区」に建設中の複合ビルは、1階~7階が商業施設(店舗面積21,000平方メートル)、8階~22階がホテル(300室程度)、23階~31階が賃貸マンション(150戸程度)となる予定。地上31階・地下3階建て、延床面積は約22,000坪。敷地内にも歩道を設け、「街歩きを楽しむ若者が多い堀江の魅力を増す施設とすることを目指す」(同社)。同ビルの竣工は2012年の予定。
道頓堀川に面する「B地区」には、商業施設2棟からなる「キャナルテラス堀江」を建設しており、「レストラン・バー」「エスニックダイニング」「炭火ダイニング」「日本料理」「イタリアンダイニング」の5つの飲食店がオープンする予定。道頓堀川は、大阪市により遊歩道の整備が進められており、「湊町リバープレイス」の間には人道橋が建設される。同施設は今年7月より順次オープンする。
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