御堂筋を開放し「オープンフェスタ」-開会式に橋下知事ら

開放された御堂筋は、多くの観光客らでにぎわった

開放された御堂筋は、多くの観光客らでにぎわった

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 大阪のキタとミナミをつなぐメーンストリート・御堂筋で5月11日、「御堂筋オープンフェスタ」が開催された。橋下徹大阪府知事による開会宣言でイベントが始まり、来場者らは歩行者天国となった御堂筋を楽しんだ。

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 イベントを主催するのは、大阪市、国土交通省近畿地方整備局などからなる御堂筋にぎわい空間づくり実行委員会。「新しい大阪文化の創造」をテーマに、大阪のシンボル・御堂筋を歩行者天国として開放し、ミナミの回遊性やにぎわいの創出、都市再生を目指し開催しているもので、今年で6回目となる。

 会場は、新橋交差点(長堀通り)~難波交差点(千日前通り)間、約850メートルの区間。新橋交差点付近に設けられたステージで開会式が行われ、実行委員長の平松邦夫大阪市長が「御堂筋のにぎわいを、大阪のみならず関西全体から日本へ、また世界へ向けて発信していこう」とあいさつ。その後橋下知事の「皆さんと一緒に大阪を変えましょう」という開会宣言に合わせ、オープニングパレードが始まった。

 会場は、北側から「アートのゾーン」「ファッションのゾーン」「スポーツのゾーン」「ジャズと飲食・物販のゾーン」「ダンスのゾーン」に分かれ、アートゾーンでは5メートルの巨大バルーンを使用したライブペインティングやダンスバトル、ファッションゾーンでのファッションショーやジャスゾーンでのライブのほか、ダンスゾーンで行われた「よさこい踊り」のグランプリを決定する催しでは、「ラララライ体操」で人気の藤崎マーケットがゲスト審査員として登場した。飲食・物販コーナーでは、「道頓堀今井」「料亭つる井」「夫婦善哉」など大阪の名店が出店した。

 当日は、肌寒い天候にもかかわらず若者から家族連れ、年配グループなどが来場し、普段以上のにぎわいを見せた。ステージに見入ったり、御堂筋の「真ん中」で写真撮影を行ったりするなど、来場者はイベントを楽しんでいる様子だった。

開会宣言の後、パレードする橋下徹大阪府知事(関連画像)5メートルの巨大バルーンを使用したライブペインティング(関連画像)「御堂筋パレード」おまつり広場-御堂筋開放でステージやアート多彩に(なんば経済新聞)ガチャガチャでパンツを販売-「アートパンツプロジェクト」始動(なんば経済新聞)御堂筋オープンフェスタ

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