なんぱパークス産経学園(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6641-4880)では、「なにわ若旦那塾」(全5回)を開講している。
同講座では、大阪を題材にした文学、音楽、演芸などから、昔の粋な若旦那の行動を探り、「なにわ文化」を学ぶことができる。講師には、落語家の月亭八天さん、大阪市資料調査会調査員の古川武志さん、オダサク倶楽部の井村身恒さんを迎える。
1回ごとの申し込みが可能で、5月9日に第1回目「上方はなしと若旦那~酒と博打と女遊び」が終了した。今後は6月13日、7月11日、8月8日、9月12日に、「ミナミの街タイムトリップ」「懐かしき大阪の歌たち」などのカリキュラムを予定している。受講料は1回3,150円(1ドリンク付き)で、開講時間は19時30分~21時。
講座は同学園内に設置されている茶室で行い、「ドリンクを飲みながら、ざっくばらんに語り合うような雰囲気」(担当者)で、男性だけでなく女性や年配の人の参加も可能だという。
担当者は「大阪・難波は文化や芸能の発祥の地であり、文化を作り上げてきた地域。この地域の若旦那たちの暮らしや伝統文化などを、少しでも体験してもらえれば」と話している。同講座は、なんばパークス校のみで開講している。