クロスホテル大阪（大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6213-8281）のロビーで7月1日より、写真家の寅貝真知子さんによる「ローレフォト」写真展が開催されている。

「ローレフォト」写真展の様子

　寅貝さん自身が考案した「ローレフォト」は、プリントした写真に油絵調の加工を施すことで、重厚感・存在感を演出した「絵画のような写真」。写真家として活躍する寅貝さんが、「忠実に写し出す『写真』に加え、人間の内面や感情まで表現できればと思い絵画を取り入れた」のがきっかけで生まれた。成人式や結婚式の記念写真をはじめ、30～60代の女性を中心に人気だという。

　「女性なら誰もが変身願望を持っているのでは」と寅貝さん。まず1～2時間かけてカウンセリングを行い、顧客の「なりたいイメージ」を引き出し、その後撮影に入る。撮影前にはポーズや表情、見せ方のコツをアドバイスする「写り方レッスン」を行う。「最初は緊張していたお客様も、最後には自然な表情ができるようになり、撮影自体を楽しんでいただいている」（寅貝さん）。メークや絵画の加工も寅貝さん自らが手がける。価格は、5ポーズ＝50,000円～（カウンセリング・メーク・衣装（2着まで）・写り方レッスンなど含む）。

　クロスホテル大阪のオープン1周年イベントとして行われている同展は、これまで撮影した顧客の作品より「春夏秋冬」をテーマに選んだ11点を展示。ダイナミックに描かれた「油絵のような写真」が並んでいる。「お客様には『イメージした世界に自分がいる』と喜んでいただき、お礼の手紙や電話をいただくことも。記念日やプレゼントにも良いのでは」（同）と話す。

　開催時間は6時～22時。7月31日まで。ローレフォトに関する問い合わせは、寅貝さん（TEL 080-5305-4506）まで。

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